INTERVIEW

人材育成から地域貢献まで技術力で大学を支える

平成4年4月 採用

栗本 有紀子

岡山大学総合技術部教育支援技術課

仕事の内容

主な業務は、技術職員80名のマネジメントです。他課の管理職と協力して全員の業務予定を把握し、働きやすい職場環境を整備しています。また、大学院修学支援制度の活用を推進し、研究者と伴走できる高い技術力・研究企画力を持った技術職員の養成に努めています。このような人材育成のための予算確保や制度の整備など、多方面から技術職員を支えることができる仕事です。

子どもたち・保護者

技術職員が小学校等を訪問し、理科の実験を子どもたちと一緒に行う出前実験教室を開催しています。日程調整からテーマ検討、予算確保まで幅広い範囲で携わっており、他課の方や事務の方など、多くの人と協力しながらイベントを企画運営することにやりがいを感じています。イベント当日は、出来上がった作品を嬉しそうに見せてくれる子どもたちや楽しそうに取り組む保護者の姿を見ることができ、心温まる時間を過ごしました。

Q&A

仕事をする上で大切にしていることはありますか?
情報共有を徹底することです。教育支援技術課の職員は、工学部・理学部・薬学部・医学部の各キャンパスと少し離れた臨海施設でそれぞれ勤務しています。離れた場所でも勤務状況や困りごとをすぐに共有できるよう、勤怠管理のDX化やWEB会議システムの活用を推進しました。このような日常的な情報交換やオンライン面談の機会を活用し、職員がお互いを信頼し助け合いながら働くことができる環境を整備しています。
今後の目標を教えてください。
複数のキャリアコースを選択できる複線型人事制度を導入し、さらにやりがいを感じられる職場にしていきたいです。また、勤務年数や役職に関わらず組織運営に携わることができる仕組み作りを行い、総合技術部の組織力を高めたいと考えています。学内だけでなく学外も含めた多くの関係者の方々とも共創し、なりたい姿・思い描く未来が実現できる組織を作っていきたいです。

業務の流れ

教育支援技術課の運営に関する業務の流れ

4月

組織目標の設定

前年度を振り返り、1年間の具体的な取り組み内容と目標を設定します。

10月

中間勤務評価

課員と面談を実施し、中間達成状況報告等を基に評価をします。

2月

最終勤務評価

課員と面談を実施し、最終達成状況報告等を基に評価をします。

3月

次年度年間計画の立案

次年度の取り組み内容や予算の計画を行います。